JavaScriptの配列その他

ここでは配列 (Array) に関わる各種関数、属性等について紹介します。

.length プロパティ: 要素の個数の取得と設定

.length プロパティは配列の要素の数を返します。

さらに、.length プロパティを変更することで、配列の長さ (要素の個数) を変更することもできます。 現在の .length よりも大きい値を設定すると、値の設定されていない (empty) 要素が追加されます。現在の .length よりも小さい値を設定すると、 配列の要素の最後尾から、切り詰めた数だけ削除されます。

const a = [];
a.length = 5;
console.log(a); // [empty x 5]
a.fill(1);
console.log(a); // [1, 1, 1, 1, 1]
a.length = a.length - 2;
console.log(a); // [1, 1, 1]

join() 配列の要素の値を全てつなげて文字列を作る

join(sep) 関数を使うと、配列の全ての要素の値を接続してひとつの文字列を取得できます。 このとき、引数で渡した sep の文字を要素の区切りに挿入します。

let a = ['123', '456', '7890'];
let s = a.join('-');
console.log(s); // '123-456-7890'

尚、逆にある文字列から、指定した文字を区切り文字として文字列を分割して、配列を作成する関数は split() です。

entries() イテレータを取得する

entries() 関数で、配列のイテレータを取得できます。

イテレータの next() 関数で配列の要素を順番に辿り、value からキー・バリューペアを取得できます。

let a = [5, 3, 15, 2, 35, 11];
let itr = a.entries();
console.log(itr.next().value);
console.log(itr.next().value);

尚、keys() 関数、values() 関数は、それぞれキー、及び、値に関するイテレータを返します。

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