JavaScript の JSON クラス

JSON クラスとは

JSON は JavaScript オブジェクトを文字列として記述するための書き方です。

JavaScript のオブジェクトを文字列に変換することで、ネットワーク越しにオブジェクトを転送したりすることが容易になります。

JSON クラスは JSON 文字列から JavaScript オブジェクトを構築したり、JavaScript オブジェクトから JSON 文字列を構築するための便利なスタティックメソッドを備えています。

JSON クラスのスタティックメソッド JSON.parse() を利用すると JSON 文字列を JavaScript オブジェクトに変換できます。

const s = `{
  "name": "John Doe",
  "age": 30
}`
const p = JSON.parse(s)
console.log(p.name) // John Doe
console.log(p.age)  // 30

JSON クラスのスタティックメソッド JSON.stringify() を利用すると JavaScript オブジェクトを JSON 文字列に変換できます。

const p = {}
p.name = 'John Doe'
p['age'] = 30
const s = JSON.stringify(p)
console.log(s)
// {"name":"John Doe","age":30}