JavaScriptとは?
JavaScript はプロトタイプベースのオブジェクト指向スクリプト言語です。
もともとネットスケープコミュニケーションズ社によって開発され、1995年9月に Netscape Navigator 2.0 にはじめて実装されました。
このときの名前は LiveScript という名前でしたが、同年12月に JavaScript という名前に変更されました。
ちなみに JavaScript は Java 言語とは別物です。 それにも関わらず JavaScript などという名前を付けたことで、紛らわしく、混乱を招きました。
クライアント側スクリプト言語として人気の JavaScript
JavaScript はウェブページのクライアント側スクリプト言語として非常に人気があります。
昔はマイクロソフトが VBScript をどうにかしてクライアント側言語として普及させようという向きもありましたが、 今では完全に決着がついています。JavaScript の圧勝です。
これから、動的なウェブサイト、ウェブアプリケーションの開発を志すのでしたら、 ぜひとも JavaScript は習得しておきたいものです。
ECMAScript とは?
さてその後、Ecma インターナショナルが JavaScript の標準化を進め、ECMAScript という名前で標準化が行われました。
以前は JavaScript の実行環境となるブラウザの違いによって、動作が大きく異なり、 全てのブラウザでちゃんと動くウェブサイトを作るのは、 ウェブサイト開発者の大きな頭痛の種でした。
しかし今ではブラウザ間での違いそのものが減ってきたこと、および、 ブラウザ間の違いも吸収してくれる、優れたライブラリが登場したことで頭の痛さはかなり軽減しています。