データ型
TypeScript でよく使われるデータ型には次があります。
- boolean ~ true または false になります。
- number ~ 数字
- string ~ 文字列
- any ~ 型のチェックをスキップします。
- 配列 ~ number[] または Array<number> と書く
- タプル ~ [ 型1, 型2, ... ] などと書く。例: [string, int]
- enum ~ 下記の使い方をみてください。
enum の例
enum は次のように使えます。列挙の名前もとれます。
enum FileType { Jpeg = 1, Png, Mp3, Mp4 };
let t : FileType = FileType.Png;
let v: any = t;
let n: string = FileType[v];
console.log(`v=${v}, n=${n}`);
この結果 div1 には次の値がセットされます。
v=2, n=Png
タプルの例
let p: [number, string] = [51, "Ichiro"];
document.getElementById("div1").innerHTML = `p[0]=${p[0]}, p[1]=${p[1]}`;
console.log(`p[0]=${p[0]}, p[1]=${p[1]}`);
結果は次の通り。
p[0]=51, p[1]=Ichiro
配列
配列は従来の JavaScript 同様インデックスで配列の要素にアクセスできます。 さらに次のように for...of を使って要素の値を取得できます。
let a: number[] = [1, 3, 5, 7];
for (const i of a) {
console.log(i);
}
結果は次の通り。
1 3 5 7
尚、for...in ではインデックスを取得できます。
let a: number[] = [1, 3, 5, 7];
for (const i in a) {
console.log(i);
}
結果は次の通りです。上と違って、for of ではなく、for in になっていることに注意してください。
0 1 2 3