JavaScript の Date オブジェクトの値の設定

Date オブジェクトの値の設定

Date オブジェクトはある時刻の情報を保持しています。その時刻の年、月、日などの時刻情報を構成する要素を、個別に設定することができます。

また、ひとつの時刻はあるタイムゾーンにおける「ローカル時間」 (例えば日本時間) と「UTC 標準時間」の二つで表せます。

このため、それぞれの時刻情報の要素はローカル時間として設定するか、標準時として設定するかの二種類の方法で設定できます。

ただし、UNIX 時間などは元々ローカル時間がなく、UTC 標準時間で表すものであるため、値を設定する方法も後述のように setTime() メソッドのみになります。

JavaScript の Date オブジェクトの時刻を UNIX 時間で設定するには setTime() が使えます。ミリ秒単位で設定します。

let d = new Date()
d.setTime(60000)
console.log(d.toISOString())
// 1970-01-01T00:01:00.000Z

JavaScript の Date オブジェクトの年を設定するには setFullYear() または setUTCFullYear() が使えます。

setFullYear() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCFullYear() は UTC 時間を返します。

JavaScript の Date オブジェクトの月を設定するには setMonth() または setUTCMonth() が使えます。

setMonth() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCMonth() は UTC 時間を返します。

1月を 0、2月を 1 などとして、1月から12月を 0 から 11 で表します。

JavaScript の Date オブジェクトの日を設定するには setDate() または setUTCDate() が使えます。

setDate() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCDate() は UTC 時間を返します。

JavaScript の Date オブジェクトの時を設定するには setHours() または setUTCHours() が使えます。

setHours() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCHours() は UTC 時間を返します。

JavaScript の Date オブジェクトの分を設定するには setMinutes() または setUTCMinutes() が使えます。

setMinutes() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCMinutes() は UTC 時間を返します。

JavaScript の Date オブジェクトの秒を設定するには setSeconds() または setUTCSeconds() が使えます。

setSeconds() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCSeconds() は UTC 時間を返します。

JavaScript の Date オブジェクトのミリ秒を設定するには setMilliseconds() または setUTCMilliseconds() が使えます。

setMilliseconds() メソッドはローカル時間を返し、 setUTCMilliseconds() は UTC 時間を返します。