JavaScript の Date オブジェクトの値の取得
- Date オブジェクトの値の取得
- getTime() JavaScript の Date オブジェクトの時刻を UNIX 時間で取得
- get[UTC]FullYear() JavaScript の Date オブジェクトの年の取得
- get[UTC]Month() JavaScript の Date オブジェクトの月の取得
- get[UTC]Date() JavaScript の Date オブジェクトの日の取得
- get[UTC]Day() JavaScript の Date オブジェクトの曜日の取得
- get[UTC]Hours() JavaScript の Date オブジェクトの時の取得
- get[UTC]Minutes() JavaScript の Date オブジェクトの分の取得
- get[UTC]Seconds() JavaScript の Date オブジェクトの秒の取得
- get[UTC]Milliseconds() JavaScript の Date オブジェクトのミリ秒の取得
- getTimezoneOffset() JavaScript の Date オブジェクトのタイムゾーンオフセットの取得
Date オブジェクトの値の取得
Date オブジェクトはある時刻の情報を保持しています。その時刻の年、月、日などの時刻情報を構成する要素を、個別に取得することができます。
また、ひとつの時刻はあるタイムゾーンにおける「ローカル時間」 (例えば日本時間) と「UTC 標準時間」の二つで表せます。
このため、それぞれの時刻情報の要素はローカル時間として取得するか、標準時として取得するかの二種類の方法で取得できます。
ただし、UNIX 時間などは元々ローカル時間がなく、UTC 標準時間で表すものであるため、値を取得する方法も後述のように getTime() メソッドのみになります。
JavaScript の Date オブジェクトの時刻を UNIX 時間で取得
JavaScript の Date オブジェクトの時刻を UNIX 時間で取得するには getTime() が使えます。
let d = new Date(Date.UTC(1970, 0, 1, 0, 5))
console.log(d.toISOString())
// 1970-01-01T00:05:00.000Z
console.log(d.getTime())
// 300000
JavaScript の Date オブジェクトの年の取得
JavaScript の Date オブジェクトの年を取得するには getFullYear() または getUTCFullYear() が使えます。
getFullYear() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCFullYear() は UTC 時間を返します。
JavaScript の Date オブジェクトの月の取得
JavaScript の Date オブジェクトの月を取得するには getMonth() または getUTCMonth() が使えます。
getMonth() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCMonth() は UTC 時間を返します。
1月を 0、2月を 1 などとして、1月から12月を 0 から 11 で表します。
let d = new Date(2020, 3, 30, 21, 15, 30)
console.log(d.toString())
// Thu Apr 30 2020 21:15:30 GMT-0700 (Pacific Daylight Time)
console.log(d.getMonth())
// 3
console.log(d.getUTCMonth())
// 4
JavaScript の Date オブジェクトの日の取得
JavaScript の Date オブジェクトの日を取得するには getDate() または getUTCDate() が使えます。
getDate() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCDate() は UTC 時間を返します。
JavaScript の Date オブジェクトの曜日の取得
JavaScript の Date オブジェクトの曜日を取得するには getDay() または getUTCDay() が使えます。
getDay() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCDay() は UTC 時間を返します。
日曜日を 0、月曜日を 1 などとして、曜日を 0 から 6 で表します。
JavaScript の Date オブジェクトの時の取得
JavaScript の Date オブジェクトの時を取得するには getHours() または getUTCHours() が使えます。
getHours() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCHours() は UTC 時間を返します。
JavaScript の Date オブジェクトの分の取得
JavaScript の Date オブジェクトの分を取得するには getMinutes() または getUTCMinutes() が使えます。
getMinutes() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCMinutes() は UTC 時間を返します。
JavaScript の Date オブジェクトの秒の取得
JavaScript の Date オブジェクトの秒を取得するには getSeconds() または getUTCSeconds() が使えます。
getSeconds() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCSeconds() は UTC 時間を返します。
JavaScript の Date オブジェクトのミリ秒の取得
JavaScript の Date オブジェクトのミリ秒を取得するには getMilliseconds() または getUTCMilliseconds() が使えます。
getMilliseconds() メソッドはローカル時間を返し、 getUTCMilliseconds() は UTC 時間を返します。
JavaScript の Date オブジェクトのタイムゾーンオフセットの取得
JavaScript の Date オブジェクトのタイムゾーンオフセットを取得するには getTimezoneOffset() が使えます。
getTimezoneOffset() は現在のロケールのタイムゾーンオフセットを分単位で返します。
let d = new Date(2020, 2, 1, 10, 15, 30)
console.log(d.toString())
// Sun Mar 01 2020 10:15:30 GMT-0800 (Pacific Standard Time)
console.log(d.getTimezoneOffset())
// 480