関数
他の多くのプログラミング言語でするように、 何度も同様な処理を行う場合には、それを関数 (function) として作成し、 再利用可能なようにします。
JavaScript での関数は関数オブジェクト (Function object) として作られます。
function による関数の宣言
JavaScript で関数を宣言するには次のようにします。
function 識別子 (パラメータリスト) { 関数のボディ部 }
具体的には、例えば foo という名前の関数を作るには次のようにします。
function foo() {
document.write('foo!<br>');
}
document.write( typeof(foo) + '<br>' );
foo();
この実行結果は次のようになります。
function foo!
確かに foo 関数が実行され、"foo!" という文字が出力されていますね。
また、次のように関数オブジェクトを書くこともできます。
var bar = function(s) {
document.write('[bar] '+s+'<br>');
};
document.write( typeof(bar) + '<br>' );
bar('Hello!');
実行結果は次のようになります。
function [bar] Hello!
function(パラメータリスト) で関数オブジェクトを作り、そのオブジェクトを bar という名前の変数に代入。 ( ) をつけることによって関数が実行された、ということです。
現段階では関数を作る方法は上の二つの方法がある、ということだけ抑えておけば OK です。