Location オブジェクトの使い方
JavaScript で、現在のページの URL に関わる情報を取得するには Location オブジェクトを利用します。
現在のページに紐付くロケーションオブジェクトは、クライアントサイド JavaScript でのグローバルオブジェクトであるWindow オブジェクトの location 属性から取得できます。
従って、Location オブジェクトには、次からアクセスできます。
window.location
また、window を省略することもできます。
Location のプロパティ
Location オブジェクトを通して次の情報が取得できます。茶色の文字の部分はこのページで実行した結果を示しています。
| href | URL 全体を含む文字列 |
| protocol | プロトコルスキーム。末尾にコロンを含む。 |
| host | ホスト名。コロンやポート番号も（あれば）含みます。 |
| hostname | ホスト名。 |
| port | ポート番号。ＵＲＬに明記されないときは、取得できない模様。 |
| pathname | URL のパス部分。最初の / を含む。 |
| search | URL の ? 以下の部分。このページで .../location.php?a=b#abc などとするとわかりますが、ハッシュ以下は含まない模様。 |
| hash | URL の # 以下の部分。 |
| origin | |
Location のメソッド
- assign()
href に新しい値をセットします。 - replace()
現在の location をヒストリに残さずに新しいロケーションをセットします。 - reload()
引数に true を渡すとサーバーに問い合わせてリロードし、false とするとキャッシュからリロードする場合があります。